今日も自宅投稿にて、連続中です。
さて、
今日は、昨日のブログのコメントでいただいた質問の回答を書きたいと思います。
まァ・・・・・・・「回答」と言っても、私の方法なので、正解かは皆様の判断で・・・・・・。
質問の内容は、コメントを見て下さいね!
まず・・・・・・、
成功の秘訣は、素材選びから始まります。
「豚バラ」は、三枚肉と言われている通り、脂と肉が三層重なって成り立っています。
しかし、全部がバランスよく三層になっている訳ではありません。
脂が強い部分と肉が強い部分など様々です。
スーパーなどで買う場合、なるべく綺麗に三層になっている部分を選びましょう。
脂が強い部分だと、やはり脂まみれになってしまいます。
余談ですが、煮込みの時は、ある程度の塊で煮込むのが、美味しくなる秘訣なので、
大き目のブロックで買って、時間はかかりますが、塊で煮込みましょう!
次に、
小麦粉を付けてソテーする時、全体的にじっくり焼きます。
この時点で、脂面をしっかり焼き、ある程度脂を出します。
ここで焼く作業をさぼると、ぶよぶよの脂になってしまい、脂っぽくなってしまいます。
次に、
煮込みの途中ですが、
この時は、鍋の中の豚肉が、動くか動かないか位の超弱火で煮込みます。
すると、表面に脂分が浮かび上がります。
それをこまめにすくいます。
しかし!
この時点で、全ての脂をすくおうと思わなくていいのです。
綺麗にすくおうとして、旨みのソースまですくってしまうので、ある程度で大丈夫です。
更に、
すくった脂は捨てないで下さい。
何故かというと・・・・・・・・・、
すくった脂をキッチンペーパーなどで漉せば、玉ネギ・豚肉の香ばしさと、ビールのちょっと大人の薫りが移った自家製ラードが出来るからです。
このラードは、冷蔵庫で冷やして、ビール煮込みの仕上げの時に加えて薫りを広げたり、
ポークソテーや豚の生姜焼き、豚すきなどの時にサラダ油の代わりに使えば、
ワンランク上の仕上がりになりますよ!
そして、
煮込み終わったら・・・・・・、
きっとまだ表面は脂の膜で覆われていると思います。
しかし、焦らなくてもいいのです。
常温で冷まして、ある程度冷めたら冷蔵庫に入れ、一晩ねかせて下さい。
昨日も書きましたが、
一晩ねかせるのは、カレーの様に味をなじませ、美味しくさせる他に理由があります。
それは、
表面に脂の層が白く固まっているはずです。
それを綺麗にはがせば、旨みソースを最小限に無駄にしないで、脂分を完璧に近い状態まで取り除けます。
しかし、
このはがした脂も捨てないで下さいね!
とかして・・・・・漉して・・・・・・さっきのラードになります。
このように、
最低でもこの手順をふめば、脂っぽいビール煮とはオサラバ出来るはずです。
お気付きの方もいるかと思いますが、
ビール煮は作ったその日に食べない方がいいのです。
美味しいビール煮が食べたいなら、前の日に仕込むようにしましょう!
解りましたか???
不明点がありましたら、また質問待ってまーーーーーーーす。。。