今日は、ヒデです。
この前の夜中のテレビ番組で、フランスの街中をうつした番組がありました。
そこに、知っている人が出ていました。
知っている人といっても、よくランチで通っていたレストランの名物おばさんなのですが・・・・。
仕事の休みの日は、ほとんどそこのレストランでランチをしていました。
ワイン(水代わりに出てくる)を飲みながら、おばちゃんのお勧めの料理を食べていました。
注文は、途中からしなくなり、勝手におばちゃんがお勧め料理を運んできてくれました。
時には「キャビアが一面にのったピザ」、時には「チーズをたっぷり使ったサンドウイッチ」、時には「一匹丸々を香草焼きにした魚」など大胆な料理ばかりでした。(おばちゃん自体が大胆な容姿なのでうなずけました<笑>)
ただ・・・・・、
嬉しい事に、私の御会計は毎回同じ値段だったのです。
職業柄、食材の大体の値段は解ります。明らかに「この値段では無理でしょう?」という時も一律の格安の御会計でした。
お金が無さそうで哀れに見えたのでしょうか?
いや!!!
きっと、修行しているって知っていて、応援してくれたのではないでしょうか?
その証拠に、「日本に帰る」と挨拶に行った時、涙を浮かべて、私の頭を両手で掴み、ぐりぐりっとした後にハグをしてくれました。
フランスの母でした・・・・・・。
テレビに映っていたおばちゃんは、少し歳をとったように見えましたが、相変わらず元気いっぱいで、ダイナマイトでした。(大笑)
こう考えると、私はフランスでも沢山の方に支えられていました。
みんなを日本に呼んで、恩返しするのが、私の夢です。。。