「Poisson」・・・・・・・・フランス語で「魚」の意味です。
決して、「毒」なんて訳してはいけませんよ!
「ポワソン」であり、「ポイズン」ではないのです。
今日は、シェ・ボンが仕入れている魚の話をします。
7種類あるランチの中で、一番人気は「魚料理のランチ」です。
予約の段階で、「魚ランチ」と指定して御来店いただく御客様が大変多いのです。
「当日、どのようなスタイルの魚料理になるか解りませんが・・・・・・・・・。」と電話で伝えても、
「何でも大丈夫!信じているわよ!!!」と言われます。
私の都合の良い様に解釈すれば・・・・・・「何でも美味しいから大丈夫!」になります。
もし、私の解釈通りであるならば、ありがたい事です。
でも・・・・・以外とプレッシャーなのですよ・・・・・これが・・・・・・・。
平日であるなら、取り置きOK!ですから、是非御利用下さい。
じゃァ・・・・・いったい魚はどこから仕入れているのか・・・・・・・と言うと、
正確には、仕入れに行っているのではなく、届いてくるのです。
当然届かない時が続いたときは、仕入れに行きますけど・・・・・・・。
何処から届くかというと、
天童市の三沢さんという方が、庄内で釣って来てくれるのです。
夜に出発して、次の日の朝から釣り始め、夕方に浜に上がり、夜に天童に帰って来て、そのままシェ・ボンに来てくれます。
週に2~3回のペースですかね。
どんな魚が届くかは、三沢さん次第であり、届いてからメニュー・ソースを考えるのです。
鮮度は、言うまでもありませんが、その日まで生きて、泳いでいた魚達なのですから、「鮮度が良い」を通り越して「鮮度が良すぎる」であります。
まだ硬直が解けていない状態なので、すぐに捌くことが出来ません。
少し保存しないと、魚の種類によっては、旨みが全然出ていない時があります。
その旨みが最大限に出ているタイミングを見計らって捌くのが、今の私にとって快感なのです。
魚との真剣勝負!!!
「さァ、旨みを出しなァ・・・・・・・・一気に捌いてあげるからァ・・・・・・・・。」
「へェんだ!お前になんか捌かれてたまるか!!!」
「んふふ・・・・・・そんな事を言っていられるのも今のうちだ・・・・・・さァ美味しくな~~~~れェ!」
「んんんんんんんんんんんん・・・・・・・我慢してやる!」
「今だ!・・・・・・ほお~ら、私の勝ちだ!!!」
「んんんんんんんんん・・・・・・・・・・・負・け・た。。。。。」
などと妄想しながら捌いています。
結構、楽しいんですよ!これが・・・・・!!!
ちなみに、今は「平目とメバルとメソイ」と勝負しました。
本当に三沢さんには心から感謝です!!!(本業は違うんですけどね<笑>)