すいませーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
やっとブログが書けました。
無事に手術も終わり、無事に35歳になり、
「よっしゃあ!!!!!!!!!やったるでェ!!!!!!!!!!」
と意気込んで連休をあけたのですが、
「完全復活待ってました!」
と言わんばかりに、次から次へと神様が仕事を与えて下さいまして、毎日をワタワタ過ごしていました。
もう何も心配する事はないので、かなり無理をしてこなしていた結果、「久々ブログ」となりました。
申し訳ございません・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
さて、
今日は、もの凄くためになるお話を聞く機会があり、とても感銘したので、皆さんにもお知らせします。
さかのぼる事数日前、私が病院で麻酔を覚ますために仮眠室のような所で一人寂しく休んでいた所、和服姿の70歳程のおじいさんが入ってきました。
寂しい私を哀れに思ったのか、それとも、死相でも出ていて助けなければと思ってくれたのか、いきなり話しかけてくれました。
(余談ですが、この前、行きつけの美容室の先生に「小松君!死相が出てる。」などともの凄く恐ろしい事を言われました・・・・・・。勘弁してくれェーーーー先生<泣>)
話を戻します。
最初は他愛も無い話で盛り上がっていたのですが、突然、職業とか悩みとか職務質問のように聞かれました。
私も、何故か包み隠さず全て答えました。
不思議なオーラの持ち主で、圧倒的な存在感のある方でした。
更に色々こちらからも聞いてみたら、
その方は、NHKの特番などにも出ている、京都の「京菓子屋」の三代目の方でした。
そんな方と話をする機会なんてめったにない事なので、真剣に話をしてみた所、
今の私に足りない物を教えてくれて、アドバイスをくれました。
それは、「遊び心」だそうです。
「遊び心??????????????」
よく解らないので、詳しく聞いてみたら、
「京菓子を一個作り上げるのも、料理を一皿作り上げるのも、その中に、ちょっとだけ「遊び心」の要素を取り入れてあげる事が、御客様の感動を呼び、そして、印象に残る物になる」と教えてくれました。
「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
確かにありふれた料理では面白みも無く、印象も残らないです。
「では、どうすれば「遊び心」は生まれるのですか?」
と聞いたら、
「まずは、あなたが「遊ぶ心」を持ちなさい。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「遊ぶ心???????????」
「仕事をしないで遊べという事か??????」
もう少し詳しく御願いしたら、
「私も、あなたくらいの歳の頃はそうだったのだが、「作る」事だけに全神経を注いで、「美味しく」「綺麗に」という事だけを考え、休みもとらず、いつも菓子の事を考えていたけど、所詮それでは自分の中だけでもがいているだけで、作り上げても、御客様には前と変わらない菓子にしか見えない。自分を成長させるためには、また、菓子を成長させるには、色んな景色を観たり、色んな場所に行ったり、色んな人に触れたり、色んな事をそこから感じて吸収する事が必要だ。仕事は思いっきりやって、休みは思いっきり休んで、また休んだ時感じた事を、次の仕事に役立てる。それが大事だよ!」
もっと長く説明してくれたのですが、まとめるとこんな感じでした。
「ん・・・・・・・・深いですねェ・・・・・・・・・・・。」
確かに、最近の私は病院通いもありましたが、休みなどとっていませんでした。
それが、もっと自分を追い込んでいたのかもしれません。
「でも、休んで遊んでしまうと怖さもあります。」
と言ったら、
「それも解る!私もそうだったから・・・・・・。でも、そこを思い切ってやってみなさい。そうすれば、私の言っている事も解りますよ!」
なんか、仙人みたいな人でした。
でも、一つ一つの言葉に重みがあり、とてつもない説得力もありました。
この出会いも何かの縁!
仙人の言葉を実行してみようかな・・・・・・・と、思っています。
まあ・・・・・・、幸か不幸か、私は独身ですので、休みの日は完全に自由な訳です。色々感じるのも今がチャンスかもしれませんね!
「遊ぶ心」というのを積極的に見つけてみます。
ただ・・・・・・・・・、
あまり遊び過ぎると、抜けられなくなり、ただの「遊び人」になってしまうので、気をつけます。(笑)